朝起きて、窓から外を見ると歩道の一部がうっすら白くなっているだけだった。「いけるかな、これなら」
1月16日、きょうはフライロッドを購入したけど一度も振ってないという友人らを連れて、計4人で三重の管理釣り場へ行く予定。前日の天気予報が「雪」マークだったので無理かともおもったけど、車を運転するのは長野県出身でスキーと雪道運転が大好きという変なオヤジ。車もハイラックス・サーフでタイヤは替えたばかりの新品スタッドレスというから、まあ大丈夫か。同じ4WDでも自分の車じゃ、行かないけど…。
「大船」ならぬ「ハイラックス」に乗って快調に三重県内の管釣りを目指すが、名阪道が木曽川を渡ったあたりで様相が一変、桑名インターで降りたころには一面の銀世界。
これじゃとても藤原あたりまでは行けないだろうと、とりあえず道沿いのマクドナルドに入って朝のコーヒータイム。4人とも、もうあきらめムードだったが、試しに管釣りの受付に電話を入れてみると「もう10人ちょっと、お客さんみえてますよ~」。道路も「まあ大丈夫でしょう」とのこと。じゃあ、いってみるべか。スキー場へ向かうような道をそろり、そろり進む。僕の車なら絶対いかないけど。
なんとか釣り場に着いたら、確かに駐車場には車が10台以上。受付をすませて池に向かえば、ルアーの人が何人か釣っているがフライはゼロ。フライ専用桟橋はだれも入っていないので積雪30センチ。ランディング・ネットで雪をかき分けて進むはめに。時折、横なぐりの雪が顔に痛いが、この悪条件でも魚は結構、釣れてくる。マーカーにアタックしてくるのはさすがにいないけど。
本来なら、フライ・キャスティングが初めてという友人らに基礎からみっちり教育するはずだったが、大雪が降ってるのをいいことに「とりあえず、力入れないで、ちょっと向こうへ投げときなよ」と、ほったらかし。でも何匹かは釣れたようで、まずはめでたし、めでたし。
ちっとも雪がおさまらないので、そうそうに引き上げたが、帰りの東名阪は大渋滞に加えて、途中で通行止めになった。一般道に降りても、橋のかかる場所ごとに大渋滞。あっという間に暗くなるしで、道にはどんどん雪が積もる一方だしで、ちょっと不安にもなったが、そこはそれ、ハイラックスだし、自分は運転することもないしで「大船」にのったつもり。さっさと後部シートで高いびき、しっかり船を漕いでたりして…。やっぱ自分の車じゃ行かないよな、こんな雪の日は。
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